ママが父に言われたショックな一言

2016年5月ゴールデンウィークに、ママの実家のある京都へ里帰りしました。

その里帰り旅行中に娘を発端とした些細な事件が起きました。

里帰りに起きた些細な事件

“些細”と表現しているのは1年以上前の出来事なので、思い出として語れるからであって、事件当時の当事者であるママは、実のお父さんから言われた一言に深く傷ついていました。

って言うか、実のお父さんに対してブチ切れていました。

その時の旅行は3日間程度の滞在予定でどこかに出歩くでもなく、パパにとっての義理の父、義理の母に、娘と息子を会わせるのが目的みたいなものです。

数時間だけ子供たちを義理の両親に預けて、久しぶりに夫婦二人だけでカフェしたりとか、その程度がとても贅沢に感じたものです。

普通の子よりも少しだけ手のかかる自閉症の娘から、数時間だけ離れて一息つくのも大切です。

事件は食卓テーブルで起きている!

パパは、義母の作る稲荷ずしが大好物なパパの意向もあり、そんなに頻繁に外食するのではなく、ママ実家の食卓テーブルで家庭料理を食べる機会が多かったように記憶しています。

そして、ママブチ切れ事件はこの食卓テーブルを舞台としています。

娘の自閉症の症状として、以前に下記の記事を書きました。

この記事にも記載している食事について重ねるようですが、娘は食事と言う行為そのものに全く興味はありませんでした。

2017年7月現在、この食事の件は過去形で言えるくらい今の娘は成長しています!

成長した理由は以下にまとめております。

娘の興味の先が食事に向かうように、当たり前ですがテレビなどの音や動きのあるものは視界から消し、パパママでわざとらしいくらい美味しい美味しい言いながら食事をして見せても、まるで遊びの延長のように、全力の笑顔で食卓テーブルから走り去ります。

「捕まえてみなよ~」的な笑顔です。憎ったらしい!

これがママ実家で突然是正されるわけもなく、パパママに加え、義父、義母と囲むいつもより賑やかな食卓テーブルからも逃走するわけです。

まるで、いつもよりも鬼ごっこの鬼が増えたかのような逃げ足で。

この場合、娘を捕まえる役目は率先して、義父が担ってくれました。

娘が逃げ出す度に、半分鬼ごっこに付き合うように。

でも、それが2度、3度、4度、5度・・・たび重なる娘の逃走に、次第に義父に疲れといら立ちが見えてきます。

そして、6度目なのか、7度目なのか誰も覚えていない回数の逃走をした時、義父がママをまっすぐ見据えて言い放つのです。

義父
お前の教育が悪いんじゃないのか!?

 

暖かく朗らかな5月の夜、ママ実家の食卓は一瞬で凍りつきました。
しかし、二言目を発して食卓を氷河期に変えようとした義父を遮るように、マグマが吹き出します。

ママ
こっちだってちゃんとやってんだよ!!

相談と理解さえあれば避けられた言い争い

誤解があるといけませんので・・・義父は寡黙で理解力に長けた人です。
誤解があるといけませんので・・・ママは、普段はのんびりボケボケした包容力に長けた人で、汚い言葉も使いません。

ただ、不幸にも二人が言い争いになった原因は、娘そのものではなく娘が自閉症であると言う自覚がなかったことです。

パパママは娘が自閉症だと確信してはいるものの、まだ療育センターでの診断を受けていない頃で、その教育方法を確立できずにいた頃です。

ママは、娘の教育が他人より上手くいっていない自覚があり、悩みでもありました。それをドストライクで責められたわけです。

一方義父は、自閉症の子を育てた経験がありません。

自分の娘の子供時代と照らし合わせて、この孫娘はこのままじゃまずいという危機感もあったでしょう。

叱咤激励も含まれていたはずの言葉が想定以上に自分の娘に刺さった事に困惑したかもしれません。

些細な事件で得た教訓

この”些細”な事件にオチはありません。

でも、もしこの記事を見ている方の中で自分の子供が自閉症かもと悩んでいる方がいらっしゃったとしたら、自閉症の可能性だけでも近親者には相談しておいた方がいいですよね。

当たり前の話に聞こえると思うのですが、子供が障害を持っているかもと言う後ろめたさは、思いのほか言葉に変換し辛いものです。

でも、自閉症の可能性を家族に相談しておくことで、”些細”な事件だけは防げたかなと反省しています。

ともあれ、その場は気まずい空気が流れたまま食事が終わったものの、そこは父と娘なので、次の日にはまた普通の態度に戻っていたのは幸いでした。

え?この時パパは何をしていたかって。

お稲荷さんを食べていたに決まっているじゃないですか。(事なかれ主義)