自閉症の勉強会で娘の裏側が垣間見えた

1回目の勉強会を終え、だいたい1ヶ月くらいの間を空けた10月、2回目の勉強会に行ってきました。

1回目は勉強会資料をほとんど進めることはできなかったので、なるべく主導権を臨床心理士の先生に渡し、学びの時間を増やそうと思って挑んだ2回目の勉強会です。

この回は自閉症の基礎学習と言える内容を学びました。

自閉症は発達障害のひとつ

臨床心理士
まず自閉症は広い括りで考えると発達障害のひとつです

パパ
自閉症と発達障害は別々の障害じゃないんですね

臨床心理士
昔は広汎性発達障害の定義の中にバラバラに自閉症だとかアスペルガー障害があったので、症状の偏りによって診断が分かれました

ママ
それって診断した時の患者さんの状態によって結果が変わるんじゃ?娘も日によって行動の特徴が違いますし

臨床心理士
その通りで、あなたは自閉症、あなたはアスペルガー障害と明確に診断できないのです。2014年以降は障害の定義が変わって別個の障害ではなくて総合的な定義としてスペクトラムと言う言葉を使っています

DSM-4(以前の考え方) DSM-5(現在の考え方)

つまり娘は昔の定義で言うなら、自閉症とも言えるしアスペルガー障害とも言えると。

複雑な脳の働きを狭い定義で決めつけることはできないということだなと思いました。

自閉症という単語の持つ表面上の古い印象が、元気に走り回る娘に当てはまらなくて、勉強会に参加するまではしっくりきませんでしたけど、やっと理解することができました。

ちなみにこの勉強会で学んだ自閉症スペクトラム障害の特徴は、以前に以下の記事にまとめています。



お手すきの時に閲覧していただけると幸いです。

人に興味のない娘

資料を読み進める中で、自閉症の対人関係の障害の説明を受けているとき、パパはふと気になることがありました。

自閉症の子は、周囲に対して関心を持たない場合が多いと説明されていたタイミングです。

パパ
娘は、よそのおじさんの手をつなぎに行くくらい、周りの人には関心があるんですよね

臨床心理士
ああ、まさに自閉症スペクトラム障害の症状ですね

パパ
えっ!?だってまわりの人に関心があるんですよ??

臨床心理士
他人に対して警戒心を持つということは、立派な”関心”なんですよ。それが無いということは・・・そういうことです

何というか、映画のラストシーンで綺麗などんでん返しを受けた時のような衝撃でした。

自分の娘のことで表層的に理解してした事柄がひっくり返ると、驚きを通り越して多少の恐怖を感じてしまうものだと、この時初めて知りました。

誰が見ても人懐っこいうちの娘は、他人と、パパと、もっと言うとぬいぐるみ等は、それほど対して変わらない対象なのかなと寂しくもなりました。

パパ
他人に対して警戒心を持たせるにはどうしたら良いですか?

臨床心理士
今はどんな言葉で教えていますか?

ママ
う~ん「知らない人に付いて行ったらダメだよ」とかですかね

臨床心理士
じゃあ今度から「ママのそばにいてね」って言ってみてください。否定的なニュアンスを足すだけで自閉症の子は言葉が理解できなくなりますから、より伝えたいことをストレートに言ってあげてください

確かに「知らない人に付いて行かないで」とは「ママのそばにいて」と同義ですから、わざわざ分かりにくい言い方を止めてストレートな物言いにすると。

例えば、お店の中を走ってしまう時には「お店の中で走らないで」じゃなく「お店の中は歩いて」の方が、やってほしいことをストレートに言うので伝わりやすいという事でした。

今回の勉強会は、この「伝わりやすい言葉」問答により、時間オーバーとなってしまい、また次回となってしまいました。

パパもママも勉強の場が好きではないのですが、この勉強会が次回も実施できる事に申し訳なさがありつつも、非常にありがたいものとして感謝しております。

次回は、勉強会の内容についてはお休みして、療育手帳について記事にしたいと思います。